先日書いた様にこれからUMLの勉強をしなければなりません.
…したくは無いんですけどw
と言う事で勉強用のUMLモデリングツールを探しましたが…使いづらい orz
そもそもUMLモデリングツールってこんなもんなんですかねぇ?
皆さんこんなに使い難いものを使って、あれだけのダイアグラムを書いている訳ですね.
逆に「すごい!」と思わずには居られません.
まぁ、会社のエンジニアの人が使っている某商用モデリングツールなら、使い易いのかもしれませんが.
しかし勉強のために商用の物を使うほど懐具合に余裕がある訳では無いので、非商用のモデリングツールを色々と触ってみました.
・JUDE
※注 現在何故か上記サイトはつながりません
・Poseidon
・SystemDirector Application Modeler
それぞれ特徴がありますが、どれも一通り必要なダイアグラムを書けるものです.
一部書けないものや、機能上一部おかしいものもあります.
・ArgoUML
・1st Modeller
…etc…
ArgoUMLはSequenceダイアグラムの挙動がかなり変なので致命的ですが、その他の機能は結構使えます.
クラス図なんかを書いた際には、ソースの雛型まで生成してくれます.
PoseidonはそのArgoUMLを元に作成されたらしいのですが、実際に触ってみるとかなり違います.
グラフィック回りが大幅に向上しており、またSequenceダイアグラムもまともに作成可能になっています.
しかしこのツール、マウスとか図の回りに各種メニューのポップアップが出るんですが、これが逆に邪魔で私はあまり好きになれませんでした.
ちなみにLinuxで入れてみましたが、一部文字化けしますし、License認証はブラウザ経由で行うんですが、これがまた何故かNetscapeを自動検索して見事に失敗しやがります(「Your default browser cannot be started.」).
Poseidon本体を起動した後「Edit」→「Settings...」→「Browser」項目でFirefoxなどを指定する事でエラーを解消できますが、エラーを解消出来たとしても開いたページで「This Page No Longer Exists」と出ちゃいます.
何だかなぁ…ライセンス認証しないと保存も出来ないんですが orz
JUDE(勉強用に試したのはCommunity版)は国産のUMLモデリングツールなので、情報も豊富ですしコミュニティも充実しています.
現時点ではこれが最有力候補ですかねぇ.
なんか、NTTデータでは標準UMLモデリングツールをJUDEにしたらしいですし.
動作も挙動不審な所はほとんどないですし、ちょっといじればLinuxでも動かす事が可能の様です(上にも書いた様に今サイトつながらないので確認出来ませんでしたが).
SystemDirector Application Modeler(以下SDAM)はNECが開発・保守しているEclipseプラグインです.
他にもEclipseプラグインでUMLを作図するものがありますが(EclipseUMLなんか)、今回はSDAMのみ試しました.
JUDEと比べると使い勝手でちょっと見劣りしてしまう所もありますが(あと、斜線引くと実線と点線の区別がつきにくい気が…)、オブジェクト図も書けるので非常に便利です(SDAMでは「オブジェクト図」と言う名前では無く「インスタンス」と言う名前ですが).
Eclipseでコード書きつつUMLを確認したり、逆にコード書いててつまった時にクラスダイアグラムを書いてみる、なんて事も簡単に出来てしまう点が一番の魅力かもしれません.
これも候補のひとつですね.
まぁ、実際に仕事で使う時には(いつになるか分かりませんが orz)別の商用ツールを使いますので、勉強にどれを使うかそんなに真剣に悩む必要もないんでしょうけど.
取り敢えずJUDEメイン、SDAMがサブと言うかちょっとだけ書く時に使う事になりそうです.
それにしてもUMLモデリングツールを選ぶだけで一苦労.
相変わらずUMLの書き方と言うか考え方が理解不能ですし…あーUMLって奥が深い orz
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