2007年2月17日土曜日

パッケージアップデータの駄目ポイント.

 うーん.
 先ほど入れたFC6ですが、インストール直後は当然の如くソフトウェアからbinutilに至るまで、ありとあらゆるアップデータが用意されています.


 これらのアップデータは、CentOSならup2date、FC6ならパッケージアップデータ経由でアップデート可能と言うのは、最近のRedHat系Linux触った人なら分かるかと思います(Windowsの自動アップデートみたいな感じ).
 んが、Linuxは当然の如くOpenSourceなソフトウェアが複雑に絡み合って構築されていますし、各ディストリビューション毎に、それらのソフトウェアをパッケージ化して配布しています(RedHat系ならrpmと言った様に).
 そこまでは良いんですが、lightmaterialはApacheやPHP、MySQLといったソフトウェアは、インストールの自由度が高いSourceで入れたいのに、このパッケージアップデートをかますと、「パッケージの依存関係」で(パッケージ版の)mysqlが必要だのpostgreが必要だの言われ、パッケージ版mysqlのインストールを外すのに、250個もある更新項目の中からどのパッケージがmysqlを必要としているのか探さなければいけません.
 Linuxを使い慣れている人、ある程度の知識がある人なら、ぱら〜っと更新パッケージを見て「ああ、これだこれだ」とすぐに見つけられるかもしれませんが、lightmaterialの様な幼稚Linuxユーザーとしては、どれがmysqlやpostgreを必要としているのか、すぐには分かりません.
 かといって、一個一個依存関係を調べるには、尋常では無い手間暇が必要になります.

 もう何だかなぁ〜
 面倒になったlightmaterialは、明らかに不要と分かるパッケージ以外、結局そのままアップデートしましたよ orz
 パッケージとソース.
 お好きな方をどうぞ、と言いながら、現実はそんなに甘くないLinux.

 Windowsではこんな事ありません.
 IIS入っていないのにIIS用のアップデータは適用されません.
 適用されたとしても、IISをインストールする必要なんてありません(当たり前か).
 MacOSもそう.
 Macも起動直後にSecurityUpdateが立ち上がる事がありますが、入ってない物にたいして「依存関係がどーのこーのだから、このソフト入れてください」なんて事にはなりません.
 Linuxは好きですが、この辺をどーにかするか、パッケージなんて止めて、全部ソースで入れればいいじゃん、と思わずにはいられない今日この頃.

 そして今もまだアップデート続行中w
 終わったら、必要ないのに入れるはめになったmysqlを削除です orz

[2007-02-17 21:50 + added]
 mysqlが勝手に追加される原因ですが、「exim」でした.
 eximはstmpsmtp(単なるタイプミス)サーバの一種なので、lightmaterialには必要ありません. 後から必要になった場合は、sendmailかxmailをsourceで入れます. ん?xmailはbinaryだったかな?
 と言う事で、早速eximを削除.
 実際には依存関係として
  exim -> libmysqlclient.so.15
  redhat-lsb/mutt/mdadm/fetchmail -> exim
 だったので、それぞれ削除.
 これらは削除しても、後からどーとでもなります.
 むしろパッケージ管理機能を使えば、必要になった時は逆に勝手に依存関係探して入れてくれます.
 …便利なんだか便利じゃないんだかw

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