ああ、気を付けよう気を付けよう.
Windowsばっかり触ってると、こんな訳の分からないミスをします.
…俺だけか orz
一応Sourceからのインストール手順をメモ.
MySQL Sourceの入手.
MySQLのサイトが変わっててびっくりした事は置いておき、ライセンス体系と言うかサーバー提供体系が変わったので、自分の利用体系にあったライセンスのMySQLを入手.
今回は自宅でのテスト環境用なので、「Community」ページのダウンロードを選択.
MySQL Community Server
今回はSourceから入れますので、ページの一番下にある「Source downloads」と書かれたセクションのtarballをダウンロードしました.
MySQL をSourceからインストール.
ダウンロードしたSourceを展開します.
展開先を「/sources」にしました. 単なる好みです.
[??@fedora]# tar xvzf /(ソースパス) -C /sources/
[??@fedora]# cd /sources/mysql-5.x.xx
準備完了.[??@fedora]# cd /sources/mysql-5.x.xx
この後[ configure→make→make install ]と言う流れになりますが、どう言った環境でインストールするのかを先に決めておきます.
- インストール先 : /usr/local/mysql
- データベースパス : /usr/local/mysql/data
- DBキャラクタセット : utf8
今回はこの内容でいきます.
[??@fedora]# ./configure --prefix=/usr/local/mysql
--localstatedir=/usr/local/mysql/data
--with-charset=utf8
--enable-thread-safe-client
……[configure中]……
[??@fedora]# make; make install
……[install中]……
こんな感じでしょうか.--localstatedir=/usr/local/mysql/data
--with-charset=utf8
--enable-thread-safe-client
……[configure中]……
[??@fedora]# make; make install
……[install中]……
間違えてるかもしれませんがw
普通はinstall前にテストしますが、まぁそこまでする気力はありませんので.
正常にインストールが完了したら、次はユーザーを作成します.
[??@fedora]# groupadd mysql
[??@fedora]# useradd mysql -g mysql
[??@fedora]# useradd mysql -g mysql
ユーザーを作成後、インストール先ディレクトリの権限を指定します.
lightmaterialはこれを抜かしていた訳ですね.
正にマヌケ. King of Manuke.
[??@fedora]# chown -R mysql /usr/local/mysql
[??@fedora]# chgrp -R mysql /usr/local/mysql
[??@fedora]# chgrp -R mysql /usr/local/mysql
次に、初期データベースを作成するコマンド、管理者パスワードを設定するコマンドを実行します.
[??@fedora]# /usr/local/mysql/bin/mysql_install_db
[??@fedora]# /usr/local/mysql/bin/mysqld_safe --user=mysql &
[??@fedora]# mysqladmin -u root password (好きなパスワード)
mysqld_safeでサーバーが起動する訳ですが、インストールがうまくいっていない場合は、ここでエラーが発生します.[??@fedora]# /usr/local/mysql/bin/mysqld_safe --user=mysql &
[??@fedora]# mysqladmin -u root password (好きなパスワード)
エラーが発生する場合は、dataディレクトリにエラーログが出力されているかと思いますので、このログが解決の手助けになるかもしれません.
今回の例では
/usr/local/mysql/data/hostname.domain.err
と言うファイルがエラーログです.
ちなみに、今回lightmaterialが起こしたエラーのログは
070218 13:52:30 mysqld started
070218 13:52:30 InnoDB: Operating system error number 13 in a file operation.
InnoDB: The error means mysqld does not have the access rights to
InnoDB: the directory.
InnoDB: File name ./ibdata1
InnoDB: File operation call: 'create'.
InnoDB: Cannot continue operation.
070218 13:52:30 mysqld ended
と言う内容でした.070218 13:52:30 InnoDB: Operating system error number 13 in a file operation.
InnoDB: The error means mysqld does not have the access rights to
InnoDB: the directory.
InnoDB: File name ./ibdata1
InnoDB: File operation call: 'create'.
InnoDB: Cannot continue operation.
070218 13:52:30 mysqld ended
続いてmy.cnfを設置します.
my.cnfはMySQLサーバーの設定ファイル.
/etc/my.cnf … MySQL全体の設定
/usr/local/mysql/data … データベース単位
~/my.cnf … ユーザー単位
設置場所によって、設定の適用範囲が異なります.
一から全部自前で書いてもいいのですが、今回は手抜きでサンプルファイルをコピーします.
[??@fedora]# cp /usr/local/mysql/share/mysql/my-small.cnf /etc/my.cnf
コピー後、必要に応じてmy.cnfの中身を編集します.特に注意が必要と思われるのはdefault-character-setでしょうか.
今回はconfigureでキャラクタセットを指定してるので問題ありませんが、バイナリ導入時などは「latin1」と言うキャラクタセットで作成されているので、
[client] #クライアントが使う設定
default-character-set = utf8
[mysqld] #MySQLサーバーが使う設定
default-character-set = utf8
[mysql] #MySQL全体の標準設定
default-character-set = utf8
と言うような感じで指定する必要があります.
これで最低限のインストール作業が完了です.
起動スクリプトを使って起動してみます.
[??@fedora]# /usr/local/mysql/share/mysql/mysql.server start
Starting MySQL SUCCESS
Starting MySQL SUCCESS
起動を確認したので、一端終了します.
[??@fedora]# /usr/local/mysql/mysql.server stop
次に起動スクリプトを起動しやすいように「/etc/init.d」配下にコピーします.
お好みで自動起動設定してもいいかも.
[??@fedora]# cp /usr/local/mysql/share/mysql/mysql.server /etc/init.d/mysqld
[??@fedora]# chkconfig --add mysql
[??@fedora]# chkconfig mysql on
[??@fedora]# chkconfig --add mysql
[??@fedora]# chkconfig mysql on
これで一通りの使用環境が整いました.
後は好みで設定をいじったり、データベースを作ったりするだけです.
ふーっ…実際のインストールよりblogに書く方が疲れる orz
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